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2021/01/03

風は山河より 第二巻

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 『風は山河より』第1巻に続き第2巻を読み始めたのですが、年末が思いの外忙しくなったためになかなか読み進めることができずにいました。
 何とか本日(1月3日)読了。感想をば。
 第2巻では松平清康が凶刃に斃れた天文4年(1535年)から天文14年(1545年)の安祥城攻防戦までが描かれています。清康の死により松平家はゴタゴタしますが、嫡子広忠が今川氏の後ろ盾を得て何とか岡崎城に入ります。しかし、西から織田の圧力が高まり、三河の国は安定せず。そのような中、野田の菅沼家も代替わりし、貞村の時代へ。父貞則の松平贔屓に対し、息子は今川氏に帰順する意思を見せます。
 山場は松平広忠と正室お大の方の鳳来寺山参詣ですかね。薬師如来に祈り続けたお大に霊験があり、竹千代(のちの徳川家康)が誕生します。その陰には刺客を防いだ菅沼主従の働きがあった… というところが臨場感もあり、面白いと思いました。
 私は9年間鳳来寺山の麓、門谷で仕事をしていたことがあります。その間に、表参道だけでなく、東海自然歩道コース、尾根直登コースなど、いろいろなアプローチの仕方で登山を楽しむ機会がありました。だから、彼の地の空気はよく分かるつもりです。その空気感が見事に描かれていたので、嬉しくなってしまいました。
 うーん、久しぶりに鳳来寺山に登りたくなったなあ…
 
 

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