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2020/12/15

暗約領域

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 久々に読書記録を残しておこうと思います。
 
 新宿鮫シリーズの11作目『暗約領域』を読みました。第1作『新宿鮫』では30半ばだった鮫島警部も40男になったようです。まあ、『新宿鮫』が発表されたのが1990年、それから30年経っていることを考えれば、歳を取らない男ですがね。
 前作『絆回廊』で後ろ盾・桃井課長を失い、恋人・晶とも別れた鮫島。それを引きずって不眠症状態の中、新たな事件に巻き込まれていきます。「新たな事件」と言っても、お相手は毎度お馴染みヤクザと中華ギャング団、そして北朝鮮工作員ですので、新鮮味はないです。しかし、さすがの疾走感でグイグイと引っ張ってくれます。新キャラとして登場した、桃井さんの後任生活安全課課長・阿坂景子警視が「お硬い」人で、どうなることやらとヒヤヒヤさせられる展開も嫌いじゃないです。藪さんや香田君と言った脇を固めるキャラも健在で、それぞれいい味出しています。
 ただね、敵役たちは、ちょっぴり小粒かな。前作から引き続き、陸永昌が出てきますが、強敵というほどの活躍はしないし。次回作で頑張れや、というところでしょうか。
 そういや、テレビドラマの新作が長いこと作られていませんね。その間に舘ひろしさんは70歳になってしまい、もう…いくらなんでも演れませんよね… 新しく「新宿鮫」を演じられる役者、誰かいませんかね? 反町隆史さんとか、竹野内豊さんとか、どうでしょう?
 

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